2019/4/20 多度イヌナシ(マメナシ)自生地に行ってきました。
今年の桜は花もちが良くて、街を抜けても抜けても花が途切れません。
遠くに埋めく山桜と花花花。新芽が萌える山山山。
美しい季節が巡る恩恵に感謝します。
葛山博次氏(92歳)が通学途中見つけたマメナシ自生地は(15歳なら1942年頃?)
1956年12月三重県天然記念物に指定、
2010年 国の天然記念物に指定されるまで
関係各者の努力と持続的な活動がありました。
三重県の環境課や、桑名市の推進課、地元の企業の参加とその家族と子供たち、
一般参加者、本年の参加者は60名です。
「多度は保全活動のコミニュティができているなあ~」と何度も感心します。
受付を済ませて、自生地へと山道を登ります(約20分)
あれは何?ミズキでしょ、アケビでしょ、踊り子草だの猩猩袴だの、
道草情報満載(笑)
2018年伐採した木がイヌナシに倒れて大惨事!
もうダメかと思ったイヌナシが満開で池に映っている
花、風、光、鳥の声、萌える山、誰に伝えようか・・・
自生地はイヌナシの花花花。
今年のイヌナシ(マメナシ)は満開で迎えてくれました。
保全のために下草を整理して子供たちと幼生を探します、
あった、あった〜!(嬉)
葛山氏 「君の名前を書いておきなさい」
玲奈ちゃん「れな 2019 書いたよー。」
保全活動を終えて、
地元の皆さんのご好意で筍の炊き込み御飯をいただきました。
参加団体の活動報告や自己紹介、スズサイコ代表M本さん、
まめGことF川さんのスピーチ。
名工大土木科 M田教授と学生さん達も、
研究調査保全のために参加されました。
美しい春の日、この出来事が未来の希望に繋がりますように。
所感:行政と民間と教育が連携した保全活動は学び実行したい在り方です。
特に、地元企業さんの協力は未来をつなぐ大きな助けとなります。
木が育ち未来につながるプロセスをこどもたちが体感できますように。